
水曜日のカンパネラ
コムアイさんがボーカルを務める「水曜日のカンパネラ」。
癖になるリズムと言葉遣いとパフォーマンスで、噛めば噛むほど味わい深くなるスルメイカみたいなミュージシャンです。
色んな歴史上の偉人が曲のタイトルに並ぶのもユニークで特徴的ですね。
そして何より絶妙なのが、この「水曜日のカンパネラ」というグループ名です。
一体なぜ「水曜日のカンパネラ」という名前にしたのか、その由来や、「カンパネラ」の意味について紹介したいと思います。
「水曜日のカンパネラ」と「コムアイ」の由来
なぜ「水曜日のカンパネラ」という名前になったのか。
由来は、それほど深い意味はないようで、水曜日に会議が多かったことや、ひらがなと漢字とカタカナのバランスがいいことから「水曜日のカンパネラ」に決まったそうです。
ちなみにボーカルのコムアイさんの芸名の由来は、本名の輿美咲(こしみさき)にあるようです。
ツイッターのユーザー名で名前と苗字の最初を取った「コ」と「ミ」をアルファベットにした「KOMI」を使おうと思ったらもう使用されていたので、「KOM_I」にしたものを「コムアイ」としたそうです。
グループ名にしても、コムアイさんの名前の由来にしても、絶妙に自然体で流れに委ねている感じがいいですね。
「カンパネラ」と「カンパネルラ」の違い
正直告白すると、僕は途中まで「水曜日のカンパネラ」ではなく「水曜日のカンパネルラ」だと思っていました。
カンパネルラは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のジョバンニの友人です。
歴史上の人物や作家も登場する曲のタイトルを見ても、てっきり「銀河鉄道の夜」に由来するのだと思っていたら、違いましたね。
カンパネルラは、イタリア語で「小さな鐘」を意味します。
それでは、カンパネラはどういった意味なのでしょうか。
実は、この二つには意味に違いはありません。「Campanella」を、日本語で「カンパネッラ」と発音したり、「カンパネルラ」と発音したり、「カンパネラ」と発音したりしているにすぎません。
以上、「水曜日のカンパネラ」やコムアイさんの名前の由来でした。
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