虹色のナンバープレートとは
走っている自動車を見ていると、ときどき妙に派手なナンバープレートを見かけることはないでしょうか。
こんな風に、虹色のナンバープレートをつけている車があります。
僕も、初めてこの虹色のデザインのナンバープレートを見たときは、改造車か何かだと思って結構ぎょっとした覚えがあります。
そもそも、車のナンバープレートにデザインが入っていることは、違法にはならないのでしょうか。
実は、2015年に図柄入りナンバープレート制度が始まり、ナンバープレートに広告塔としてデザインを入れてもいい、という決まりになっています(もちろん個人で勝手に行なってはいけません)。
このように、各都道府県や地域で、山や電車や川や花火など、その地の自然や文化がナンバープレートにデザインされています。
虹色は、東京オリンピック、パラリンピックのデザイン
この虹色のナンバープレートは、東京オリンピック、パラリンピック仕様のデザインで、虹色のものは、 1000円以上の寄付金で使うことができます(寄付金は、バスやタクシーのバリアフリー化に使われます)。
虹色のデザイン案は、一般公募されたもの。
このデザインは、「様々な人々の個性(色)を尊重した未来の社会への希望を集約する光の表現としてイメージ、その様を多彩色のグラフィック表現でナンバープレートにデザインした」そうです。
以上、虹色のナンバープレートの正体でした。