ハルウララは現在どこにいる
ハルウララとは、地方競馬で負け続けたことで有名な牝馬の元競走馬です。
誕生日は1996年2月27日。出身地は北海道。
ハルウララの戦績は、なんと負けに負けて113連敗。一度も勝つことがないまま(それでも走り続け)、2006年に競走馬として引退しました。
生涯獲得賞金はこつこつと稼いで112万9000円(と言ってもこれは競走馬として獲得賞金なので、出演料やグッズなどはもっともらっているかもしれません)。
ちなみに、現在最強の牝馬と名高いアーモンドアイは戦績7戦6勝で獲得賞金は7億2,022万円です。
それでは、このハルウララ、引退後の現在は一体どこにいるのでしょうか。
引退後、ハルウララは栃木や北海道を渡り歩き、2012年から、千葉県のマーサファームに預けられています。
ハルウララは、「うーちゃん」とも呼ばれているようです。
このマーサファームは、引退した種牡馬や競走馬を預かって、乗馬や餌やりなど馬と触れ合うことのできる牧場です。
このように、現在ハルウララは山のなかののんびりした環境で余生を過ごしていました。
日課は、午前の運動と午後の昼寝。仲良しの妹分マーキュリーとたわむれているようです。
ただ、ハルウララはもともと短気で落ち着きがなく、その性格は相変わらずのようで、乗馬には向かないそうです。
雑誌『Number964号』では、現在のハルウララを求め、マーサファームに漫画家のほしよりこさんが訪ねるという話が、数ページの短い漫画にまとめられていました。