さくらももこさんと矢沢あいさん
漫画『ちびまる子ちゃん』の作者で先日乳がんのため亡くなられたさくらももこさん。
さくらももこさんには、『ちびまる子ちゃん』を描くきっかけともなった下積み時代のあるエピソードがありました。
さくらももこさんは、若い頃から漫画家を目指し、「りぼん」の賞に応募していたのですが、何度送っても入賞できませんでした。
その「りぼん」にいつも掲載されていたのが、のちに『NANA』の作者となる矢沢あいさんでした。
矢沢あいさんの漫画は絵も可愛く、物語も少女漫画にぴったりの恋愛作品で、当時さくらももこさんは憧れを持って眺めていたと言います。
わたしの好きなさくらももこ pic.twitter.com/phXdm2SEYi
— 銀聯カード (@Motoharu_dayo) 2018年8月27日
さくらももこさんは、恋愛の少女漫画では敵わないなぁ、と思って、このままだと絵が好きじゃなくなるから、最後に思いっきり楽しい思い出を描こうと自身の小学生の頃のことを描きます。
それが見事入賞し、『ちびまる子ちゃん』に繋がっていったそうです。
亡くなったさくらももこさんがデビュー前、りぼんへ漫画投稿してた頃、後に同期となる矢沢あいさんもりぼんへ投稿してて、お互い「矢沢あい(orさくらももこ)また入賞してる」と思って見てたというエピソード好き。そしてデビュー後、作風が両極の2人が、りぼんで大人気になるとはほんと漫画みたい。 pic.twitter.com/drYgkDCt2g
— てんげるまん🌀 (@fcbliebe1900) 2018年8月27日
当時矢沢あいさんもさくらももこさんのことを気にしていたようです。