簡易書留のメリットとは
簡易書留とは、郵便局で行なっている配達サービスの一つです。
書留には、「一般書留」「現金書留」「簡易書留」とあり、「簡易書留」は一般書留と比較して割安で利用することができます。
①一般書留
引き受けから配達までの送達過程を記録し、万一、郵便物等が壊れたり、届かなかった場合に、実損額を賠償します。
②現金書留
現金を送付する場合専用の一般書留です。専用封筒はのし袋も入る大きさですから、お祝いを送るときにも便利です。
③簡易書留
一般書留に比べて、料金が割安です。万一の場合の賠償額は、原則として5万円までの実損額となります。
*簡易書留では引き受けと配達のみを記録します。(郵便局公式サイトより)
書留は、大事な書類や貴金属、商品券やライブチケットなどを送る際におすすめで、郵便局側で郵送の記録を取り、万一損傷などがあった場合に補償してくれるサービスです。
一般書留と簡易書留の違いは、配達記録の「詳細の度合い」と「補償の上限金額」にあります。
①一般書留(上限500万円)
②現金書留(上限50万円)
③簡易書留(上限5万円)
簡易書留のメリットとしては、割安で利用できること。
簡易書留の値段は「郵送料金にプラス310円」です(一般書留及び現金書留は、基本プラス430円で、補償額に応じて料金加算)。
割安で利用できる代わりに、簡易書留の補償額は「5万円」です。
また、一般書留の場合、中継局も記録されますが、簡易書留でも、引き受けと配達を記録してくれるので、「確かに届いた」ということは分かるような仕組みになっています。
よほど高価なものでないかぎり、書類などは簡易書留でじゅうぶんだと思います。
簡易書留の配達方法
簡易書留を利用する際は、特に細かな手続きはなく、郵便窓口に郵送したい郵便物(はがきや封筒など)を持っていき、「簡易書留でお願いします」と伝えるだけです。
あとは、料金を支払い、書留の受領証を受け取れば完了。
書留の受領証は、損害賠償請求の際に使うので大切に保存しましょう。
また、受領証には、お問い合わせ番号も記載されています。その番号で配達記録を確認することができます。
簡易書留の配達状況の確認方法
簡易書留の配達状況は、こちらから確認できます。
受領証に記載されているお問い合わせ番号を入力し、「追跡スタート」をクリックすれば、配達状況(引き受けや到着の日付および時間)が表示されます。
受け取る際には、手渡しで署名が必要となり、ポストに投函されることはありません。