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「大迫半端ないって!」中西さんの現在 

「大迫半端ないって!」中西さんの現在

サッカー日本代表の大迫選手が活躍するたびに注目されるのが、「大迫半端ないって!」という言葉です。

確かに大迫選手は半端ない活躍をしますが、「大迫は半端ない」ではなく、「大迫半端ないって!」という決まり文句になっています。

決まり文句だけでなく、この「大迫半端ないって!」という文言は、ツイッターのbotやTシャツにもなっています。

大迫半端ないbotは、フォロワーが10万人、主にスポーツに関連して、日々「半端ない」できごとを発信しています。

これだけ見ると、「大迫半端ない」の意味がわかっていない人にとっては、ちょっと意味不明かもしれません。

「大迫半端ないって」の由来

サッカーの世界で知られる名言、「大迫半端ないって!」の由来は、以下の動画を見れば一目瞭然です。これは、高校時代(2008年)に大迫選手のチームと対戦した選手が、敗戦の弁として大迫選手のすごさを語っている動画です。

強烈な映像。この「大迫半端ないって」の由来となった対戦相手の選手は、滝川第二の主将DFの中西隆裕さんです。

負けて落ち込んでいるチームメイトに対し、おどけながら、気分を盛り立てようとして行った言動で、おどけながらも、相手を立て、悔しさで男泣きしている様子が、感動を呼びました。

監督も、一緒におどけ、スポーツマンとして気持ちのいい敗戦後の雰囲気が伝わってきます。

中西隆裕さんのその後と現在

中西隆裕さんは、あの「大迫半端ないって」発言の後、スポーツの名門、関西大学に入り、サッカーを続けたそうです。

大学では、「大迫半端ないのひとじゃない?」「大迫の部分を俺の名前に変えて言ってよ」といじられたと言います。

その後、中西さんは銀行に就職。銀行は三井住友銀行で、インタビューでは「銀行の営業職なんで、お金の面で企業の方をサポートできればと考えています。」と語っています。

ワールドカップなどで「大迫半端ないって」と中西さんが話題になりすぎた結果、銀行本社から、軽率な行動はしないように、とお達しが来たそうです。

現在も三井住友銀行に勤めているかはわかりませんが、対戦し、称賛した言葉が、こうして今も残って話題になっているのはきっと不思議な感覚なのではないでしょうか。

大迫選手と、中西さんの今後の活躍を願っています。