雨男、雨女のお祓いや初詣におすすめの神社「気象神社」
お正月を迎えて、初詣に行くひとも多いと思います。
初詣で神社に行く場合、神社にはそれぞれの得意分野があります。学業の神様もいれば、恋愛の神様もいます。
これらは病院で言うところの外科や産婦人科のようなものなので、できるかぎり自分が今悩んでいる神社に初詣（日々のお参りも）をするようにしましょう。
さて、そんな悩みの一つに気象に関する悩みを抱えているひとはいないでしょうか。
たとえば、自分が行くといつも雨が降る、天気に恵まれないといういわゆる「雨男」「雨女」。この雨男・雨女にご利益があってお祓いできるのが、東京の高円寺にある「気象神社」です。
JR高円寺駅を歩いてすぐの場所に氷川神社があり、その氷川神社の境内に気象神社があります。
氷川神社の社殿の左手にあるのが気象神社で、御祭神は「八意思兼命（やごころおもいかねのみこと）」。天岩戸伝説で天岩戸にお隠れになった天照大神を連れ出す案をだした神様といわれ、知恵の神様です。迷いや悩みのある時に参拝すれば、きっといい知恵を授けてくださるかもしれません。
気象神社は、元々は陸軍気象部にあったお天気の神様で、勤務前に気象員が的中を祈願したといわれています。本来ならば戦後神道指令により撤去されるはずでしたが、調査漏れで残存しました。それだけでも何かパワーの強さを感じませんか。
この気象神社は、雨男・雨女だけでなく、大事なイベントに晴れて欲しいなど気象に関することをお願いしたいひと、また気象予報士を目指しているひとにもおすすめです。
神社の参拝作法
神社では、鳥居や門の前で一礼し、真ん中を避けて（真ん中は神様の通り道）通ります。
手水舎で手と口を清め、拝殿の前では、まず会釈。それから賽銭箱にそっと賽銭を落とし、二礼し、拍手を二度、その後、手を合わせて願い事を口にします。
言霊と言われるように、このときは小声で構わないので言葉にしましょう。
願い事だけでなく、住所、名前、生年月日も呟きます。
そして最後に一礼します。
*作法は神社によって違う場合もあります。
雨男・雨女で悩んでいる方は、高円寺の「気象神社」に行ってみるとよいでしょう。
気象神社（WEBサイト）
東京都杉並区高円寺南４丁目４４−１９
JR中央線 高円寺駅下車 南口 徒歩４分
