投手と打者の二刀流、そして数々の記録を打ち立てるメジャーリーグの大谷翔平選手。
アスリートが長く活躍するためには、トレーニングはもちろん、「食事」も重要な要素です。
それでは、大谷選手は、食事について、どんな内容を心がけているのでしょうか。
大谷選手は、日本での日ハム時代に、ダルビッシュ有選手による、食事指導を受けます。
これは日ハムが行ったことで、ダルビッシュ選手に、選手数人の指導をお願いしたそうです。その際に、ダルビッシュ選手がトレーニングの理論とともに大谷選手に教えたのが栄養学。
そして、以降、大谷選手が食事面において取り入れたのが、「砂糖の排除」と「玄米」でした。
ダルビッシュは大谷たちと共に合同トレーニングを行い、栄養学とトレーニング理論を伝えます。
以来、大谷は食事から砂糖を排除し、白米ではなく玄米を選択。
また、トレーニング方法も変え、その後の圧倒的な成績につなげています。
アメリカに渡ってからは、ほとんど外食はせず、自炊がメインだと語っています。
基本的には同じものを同じ量だけ食べて、メニューも変えません。
ストイックと言っても、決して真似が難しいほどのことではなく、食事に関しては日常で行えることではあります。大谷選手が実際に食べている具体的なメニューは分かりませんが、たとえば、玄米と味噌汁、おかず、といった昔ながらの和食だけでも、十分まかなえる内容なのではないでしょうか。
糖質というのは血糖値の変動の関係もあり、メンタル面含めてパフォーマンスに与える影響というのは大きく、そういった点からも、砂糖を生活から抜き、白米を玄米に変えているのでしょう。
同じく、アスリートとして長く第一線で活躍している、サッカーの長友佑都選手も食事を大切にしています。
その長友選手が、過去に本で語っている食事に関する注意点が、以下の10点です。
革命1 白い砂糖を断つ。
革命2 食材の数に注目する。
革命3 タンパク質補給術を考える。
革命4 油について考えてみた。
革命5 野菜の摂取量とベジブロス。
革命6 朝のスムージーで体内に活力を!
革命7-1 糖質制限食を実験してみる。
革命7-2 セミケトン食にシフトする。
革命8 主食を玄米に替える。
革命9 食べる順番を考える。
革命10 ミネラルをチャージする。
大谷選手と同じように、砂糖を断つこと、また玄米を中心にすることが挙げられています。
食事は体のもとであり、食事に関しては、体を資本としているアスリートから学ぶことも多いでしょう。ぜひ、食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。