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自撮り依存症とは

自撮り依存症とは

自撮り依存症とは

インスタやツイッターなどのSNSで、自撮りばかりをアップするのは、いわゆる心の病気の危険性があると心理学者は警鐘を鳴らします。

インスタやツイッターで自撮りばかりをアップする人、ギャラリーに自撮りが多いという人に、心当たりがあるという人もいるのではないでしょうか。

自撮りがやめられない、自撮りを見てほしいという心理状態は、「自撮り(セルフィー)依存症」という心の病気であるという指摘があり、この自撮り依存症には、以下の三つのレベルがあるそうです。

もし自撮りがやめられない、自撮り依存症ではないか、という心当たりがあるようなら、セルフチェックしてみるとよいかもしれません。

境界線段階

1日に少なくとも3回は自撮り(セルフィー)を撮るが、SNSには投稿しない。

急性疾患期

自撮りを実際に3回は投稿してしまう。

慢性疾患期

一日中自撮りをしたいという抑えきれない衝動に駆られ、日に6回以上自撮りを投稿する。

自撮り依存症の原因

確かに、一日中自撮りのことを考え、毎日のようにたくさん自撮りを投稿するとなると、心の病気と言っても過言ではなく、依存症のような状態になっているかもしれません。それでは、この「自撮り依存症」の原因とは一体なんでしょうか。

専門家は、自撮り依存症になる心理的な要因として、以下の二つを挙げています。

1、目立ちたがり屋だが自信が欠如している。

2、自分の社会的地位を向上させたいと願い、自分の写真を絶えず投稿することで何らかの集団に属している実感を得たがっている。

自撮りをアップして「いいね」をもらうことによって「自信の欠如を埋められる」。認められたい、という願望や、見られたい、という欲求が埋められる。また、「社会的な仲間に属せる」ような感覚になることから、自撮り(セルフィー)がやめられない、という状態にはまり込んでいるということが言えるでしょう。

自撮り依存症の対策と治療法

自撮り依存症に関しては、まだ治療法が確立しているわけではありませんが、これは「スマホ依存」とも密接に関わっている問題と言えるでしょう。ぽっかりと空いた心を、スマホやSNSという繋がりが埋めてくれる。

そういう点では、なるべくスマホの電源を切ってデジタルデトックスを試したり、「孤独」を楽しむ習慣や趣味を身につける、体を動かすといった対策がスマホ依存症や自撮り依存症の解消に当たって重要なポイントになってくるのでしょう。

孤独な時間を楽しみながら、ほどよくインスタやツイッターなどと付き合っていくことが肝心です。

また、心の病気(依存症)は、個人だけの努力では難しい場合も多いので、社会としても、デジタルデトックスの啓蒙、あるいは人々の居場所の確保といった対策が求められるかもしれません(そう言えば、お笑い芸人のかまいたちの濱家さんが、かまいたちのYouTubeチャンネル内で、デジタルデトックスがしたい、と発言していました)。

ただ一点、個人でスマホに依存することと自撮り依存症の大きな違いとしては、自撮り依存症の場合、トラブルに巻き込まれる危険性がある、という点が挙げられるでしょう。自撮りによって、ストーカーや顔写真の悪用などのトラブル、場合によっては犯罪に巻き込まれるリスクもあり、単に自分で自撮りをアップして楽しむ、という範疇を超えてしまう可能性があるので、自撮りが多い人は、その点も注意が必要です。

たった一枚の自撮り写真のわずかな背景で家の近所が特定される場合もあり、実家なら家族にも迷惑がかかるでしょうし、一人暮らしでも引越しの必要が出てくるなど、色々と大変なのでくれぐれも気をつけましょう。

もちろん、心の病気と言っても、自分でおしゃれをして、自撮りを上手に撮影し、評価を受けるということ自体が、即座に「悪い」というわけではないと思います。ただし、そのことばかりを考えているようだと、自撮り中毒、自撮り依存症と言ってもいい状態であり、自覚する必要があるかもしれません。

以上、自撮りがやめられない、自撮り依存症の心理と対処法でした。