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小さな地震
今朝方、地震がありました。自分の住んでる辺りはそれほど大きな揺れではありませんでした。
でも、小さな揺れでも、寝ていた僕はとっさに体が反応して飛び起きるように目覚めました。
僕はどんなに小さな地震でも、大抵は目が覚めます。それも「あれ、地震かな?」ではなく、バッと飛び起きるんです。
ときには、「地震が起きる直前」で目が覚めることもあります。
一体なぜ、寝ていても地震だとわかるのでしょうか。また直前で察知できることがあるのでしょうか。
その理由について経験をもとに僕なりの意見をまとめてみました。
なぜ地震の直前でわかるのか
どんなに小さな地震であっても、たとえ深夜で寝ていても、「地震だ」と思うと飛び起きる、という傾向は東日本大震災以降に強くなりました。
東日本大震災のとき、僕の当時住んでいた地域は震度6弱でした。
我が家に大きな被害自体はなかったものの、あれほどの大地震は初めての体験だったことに加え、津波が来るのか、原発はどうなるのか、という不安やその後の映像の衝撃から、連日連夜恐怖に震えました。
そして、それからはご存知の通り、あちこちで大地震、噴火、繰り返される余震。
この余震は、もう東日本大震災の前後で別世界と言うほど、延々と揺れ続けていました(今でもときおり続いています)。
地震の前までは、直下型と横揺れとの違いもよく分かっていなかったのですが、地震以降は、揺れの感覚で、それが内陸か海洋か、というのがわかるようになりました。
そういう方も多かったのではないでしょうか。
また、二階に住んでいたのですが、はっきりと地鳴りも聴こえました。地鳴りというのはゲームの世界の話かと思っていたんですが、冗談みたいに「ゴゴゴゴゴ」と鳴るんですね。
地震の前兆というわけではありませんが、地震がくる直前に地鳴りは聞こえてきます。
ちょうど雷がピカッと光ってそれから雷鳴が轟くのと、順番は違いますが似たような感覚です。
地鳴りが鳴って、少しすると揺れ始める。
ただ、僕の個人的な感覚では、地鳴りが聞こえたときは大した揺れではないことも多くありました。
ゴゴゴゴゴと世界の終わりみたいな地鳴りが地中から聴こえ、「終わった….」と思うとカタカタと小さく揺れて安心する、ということが繰り返されました。
あと、地鳴り以外に、もう一つの「前兆」として、レーザービームみたいなものを背中に感じることもありました。
これが緊急地震速報のシステムで活用されるP派と呼ばれるものなのかどうか、その辺りはわかりません。
P波が普通に地震の初期の小さな揺れのことなのだとしたら、それとはちょっと違います。
確かに小さな揺れを察知して飛び起きる場合もあるのですが、さらにその「前段階」の場合もあるんです。
その一つが地鳴りで、もう一つがさっき言った「レーザービーム(電磁波?)」のようなものです。
音にすると、地鳴りが「ゴゴゴゴゴ」なのに対し、これは「ピピピピピ」という感じで、それを背中に感じると、その直後に地震がきます。
調べてみると、ネット上でも、この地震の直前で来るのがわかる(地鳴りにせよ、電磁波? にせよ)、という声が多数ありました。
地震の前って目が覚めませんか?
今日の早朝の地震でもそうでした。目が覚めて、数秒後に地震があることがよくあります。
夜中に地震があって、「知らなかった」って事が無いと思います。
他の多くの方がそうであるように、やはり起こる数秒前には目が覚めますね。
揺れてから目覚めるのでなく、自分でも何故なのか分かりませんが、とにかく数秒前なのです。地震波は、就寝中に何回か背中でそれらしきものを感じたことがあります。
例えて言うのは難しいですが、何かが背中の表面から内部にかけて渦を巻いているみたいな・・・
東京23区で震度4強を記録した地震があり、久しぶりにかなり大きく揺れましたが、
私はその日、朝からずっと地鳴りが聞こえていました。
でも夫は「全然わからない」と言っていました。
敏感な人とそうでもない人がいるんでしょうね。
私もなんとなく胸騒ぎがして、目が覚めます。
もしかして来る?なんて思っていると、グラっと来ることがあります。
なんとなく、地震が来る直前は、近くの道路をトラックが通ったような感じで
ゴォーっと低い音がかすかにするような気がします。
それに反応して目が覚めるのかな?とは思いましたね。
私がそうなんだけど、地震の一分くらい前に、地震がくるな~って分かるんです。今朝の三時頃の地震も、二分くらい前に目が覚めた。旦那にはいつもびっくりされるんだけど、私と同じような人いますか?
直前に一瞬空気がかわる
ピーンと張りつめたような…時間が一瞬止まった感覚になって、あ、来るって思うとカタカタカタって揺れだす
回答内容や、この感覚に関する他のひとの意見を見ても、「P波(最初の小さな揺れ?)」と、その前の「地鳴り」と、「電磁波?」の三種類が入り混じっているような気がします。
地鳴りのときもあれば、電磁波? のときもあるのですが、ただ、決して勘違いなどではなく、確かな感覚として残っています。
しかし、これを「予知できるの?」と言われると、ちょっと違いますね。
予知というより、もっともっと早い段階で地震を察知している感じに近いかもしれません。
実際は目に見える形で「地震」が現れるよりも前に、微細な動き出しは行われているはずなので、その一つとして、「いち早く察知」が行われるような、そんな感じです。
それにしても、人間でさえ、こうしたものを察知するのだから、「動物の異常行動」などと言われていますが敏感な野生動物なら、何かしらの異変をあらかじめ感じ取っていてもおかしくないだろうな、と個人的には思います。
とにかく、この身体的な感覚が、地震が起きると寝ててもすぐに目を覚ます(場合によっては地震が起きる直前に目を覚ます)理由なのだと思います。
もちろん、その敏感さには、震災のトラウマ(心的外傷)などが影響していることもあるのでしょう、僕の場合は東日本大震災以降なので。