
イスラエル発SNS「Wisdo」とは
先日、イスラエル発のSNSサービス「Wisdo」が、インテルから12億円の資金を調達した、というニュースがありました。
テルアビブに本拠地がある、ソーシャルアプリサービスの企業です。
Wisdoとは、一体どういったサービスなのでしょうか。
ざっくり言えば、Wisdoの特徴は、同じ悩みを持ったり体験をしているひと同士を繋ぐSNSです。創業者のBoaz Gaon氏は、Wisdoの理念について次のように発言しています。
「このアプリが生まれたのは、私の父がガンにかかったことがきっかけだった。私はガンについて知らず、誰かに助言を求めたかった。同じ経験を持つ人々をマッチングし、各自が持つ知恵をシェアできるサービスとしてWisdoを立ち上げた」
「人々が人生で遭遇する困難をマッピングし、自分が今どこにいるのか、次はどこに進むべきなのかが分かるプラットフォームを構築しようと思った」
Wisdoでは、特許済みのアルゴリズムを駆使し、同じ困難を経験したひと同士を繋いでいきます。
また、うつ病やADHD、養子縁組や子育て問題、体型コンプレックスまで様々な悩みに特化したグループがあり、そこで交流を図ることができます。
まだ日本語版のアプリはありませんが、iPhoneやAndroidで普通にインストールし、参加することができます。
登録方法は、アプリをインストールし、フェイスブックや電話番号、メールアドレスなどを入力するだけです。

mixiのコミュニティが、こういった機能を果たしていましたが、そのコミュニティに集中し、悩みに特化したSNSサービスのようです。
今後は日本も含め、どういった動きを見せるでしょうか。また日本では流行るのか、注目です。