なぜ? アメリカの国立太陽天文台をFBIが封鎖(閉鎖)の理由は

アメリカの太陽天文台封鎖の理由とは

画像 : https://sunspot.solar/

アメリカのニューメキシコ州サンスポットにある国立太陽天文台が、FBIによって緊急封鎖されたというニュースが世界中を駆け巡っています。

FBIが太陽天文台の封鎖を始めた時期は、今月の6日からで、職員らは退避、地元の郵便局員も近隣の地域に異動させられたそうです。

一体なぜFBIや米軍が突然国立太陽天文台を封鎖したのか、その理由についても公表していません。

このニューメキシコ州の天文台封鎖の情報自体はどうやら確かのようです。

また、こちらは正確な情報かは分かりませんが、オーストラリア、チリ、スペイン、ハワイ、ペンシルベニア州の太陽観測所も封鎖され、職員が全員避難している、という話も挙がっています。

もし後者の事実が本当なら、やはり「太陽」というのが一つのキーワードになるのでしょう。

果たしてFBIや米軍が、太陽にまつわる一体なにを隠したいのか。宇宙人襲来という物騒な言葉も飛び交っています。

しかし、気になるのは、封鎖されたニューメキシコ州の太陽天文台は、1947年のロズウェル事件の現場にもなっていることです。

ロズウェル事件(ロズウェルじけん、Roswell Incident)は、1947年7月アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが米軍によって回収されたとして有名になった事件。ロズウェルUFO事件(Roswell UFO Incident)とも呼ばれる。

出典 : ロズウェル事件|wikipedia

世界でもっとも有名なUFOに関する事件の現場から程近い場所の太陽天文台を、FBIや米軍が突如として封鎖。

理由も明かしていないということで、ただならぬ予感がします。

ツイッターの反応まとめ

追記(理由が判明)

後日、閉鎖の理由についてロイターが報道していました。

FBIによる捜査で、「天文台の管理人が、無線のインターネットサービスを児童ポルノの送受信に使っていた」、という疑いがあったそうです。

FBI捜査官は供述書で、「ニューメキシコ州サンスポットの国立太陽天文台の無線インターネットサービスを通じて、特定の個人が児童ポルノをダウンロードおよび配信していた行為について、捜査を行った」と述べた。

出典 : アメリカ国立天文台が謎の閉鎖をしたワケ|ロイター

なぜ閉鎖し、従業員まで退去させたのでしょうか。

この容疑者が従業員に危害を加える恐れがあることから退去させたとのこと。天文台は17日に再開しています。

一方で、「容疑者は逮捕・起訴されておらず、逮捕状も発行されていないが、捜査は継続中」だそうです。

FBIが捜査に入って、長期間(16日間)業務も停止させ、従業員に危害を加える恐れもありながら、逮捕状も発行されていない、というのが不思議ですね。