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さくらももこと矢沢あい

さくらももこと矢沢あいさん

漫画『ちびまる子ちゃん』の作者で、乳がんによって亡くなられたさくらももこさん。1965年に静岡県で生まれ、2018年に亡くなります。

代表作の『ちびまる子ちゃん』は、単行本の売り上げが累計で3000万部以上、エッセイストとしても人気です。

さくらももこさんには、この代表作である『ちびまる子ちゃん』を描くきっかけともなった、同じく漫画家で同世代の矢沢あいさんに関する下積み時代のエピソードがあります。

さくらももこさんは、若い頃から漫画家を目指し、「りぼん」の賞に応募。その「りぼん」にいつも掲載されていたのが、のちに『NANA』の作者となる矢沢あいさんでした。

矢沢あいさんの漫画は、絵も可愛く、物語も少女漫画にぴったりの恋愛作品で、当時さくらももこさんは憧れを持って眺めていたと言います。

出典 : “わたしも矢沢あいも「りぼん」に載って…”さくらももこ自伝『ひとりずもう』のあるシーンが切なくなる

この作品は、さくらももこさんの自伝的作品である『ひとりずもう』のワンシーンです。

デビュー前に、矢沢あいさんを応援しつつも憧れ、そして挫折に近い悔しさや、夢を諦めなくちゃいけないんだろうかと思い悩んでいる切ない様子が描かれています。

さくらももこさんは、恋愛の少女漫画では敵わないなぁ、と思って、このままだと絵が好きじゃなくなるから、最後に思いっきり楽しい思い出を描こうと、自身の小学生の頃のことを描くことにします。

それが見事入賞し、『ちびまる子ちゃん』に繋がっていったそうです。

当時、矢沢あいさんのほうもさくらももこさんのことを気にしていたようです。

デビューが決まった日|さくらももこブログ