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イチローのメジャー監督就任はあるか、中田英寿との共通点から考える引退後のイチロー

イチローの監督就任はあるか

画像 : 【MLB】マリナーズ監督代行、イチロー“コーチ”従え「将来孫に語れる新たな歴史」

メジャーリーグのイチロー会長特別補佐が、マリナーズのサービス監督が(長女の卒業式出席のため)欠場し、代わりにベンチに代理コーチとして出場しました。

ベンチに入ってグラウンドを眺めるイチローの姿を見ていると、メジャーリーグ初の日本人監督就任の期待が膨らみます。

いつかマリナーズ・イチロー監督、ということもありうるのでしょうか。

また、仮に監督に就任すれば、自身を選手兼任監督(プレイングマネージャー)として代打に送ることも可能になるかもしれません。

しかし、そもそもイチローは監督をやってみたいという想いがあるのでしょうか。

そこで思い出すのが、サッカー元日本代表の中田英寿です。

中田はまだ余力を残した29歳のときに引退、それからは旅人として日本全国や世界をめぐって様々なことに挑戦しています。

そんな中田とイチローには、ある共通点があると思います。

 


中田英寿とイチローの共通点とは

中田英寿とイチローの共通点、それは「選手」にこだわっている、ということです。

一見すると、早くに引退した中田と、最低でも50歳まで続けたい、というイチローとでは価値観が全く違うように思えますが、「選手」にこだわる、という点では似ていると思います。

中田は、引退後コーチや監督を行うどころか、サッカーに関する活動や発言もほとんどしていません。

当然、日本代表監督として中田英寿待望論は根強いのですが、中田自身は指導者の道は考えていないようです。

その理由について、先日ゲスト出演したラジオ番組で、中田は以下の3点を挙げていました。

次の人生

サッカーをやめて次の人生に進んでいるのに、サッカーに引きづられていたら次に進めない、と言います。

監督の言うことを聞かなかった

中田自身が選手時代に監督の言うことを聞かなかったのに、監督として言うことを聞かせられるわけがない、という風にも語っていました。

選手が好き

そして何より、サッカーはやるのが好きだから、と中田は言います。

この「やるのが好き」というのが、イチローの「選手」へのこだわりと共通する部分ではないかと思うのです。

イチローは以前何かのインタビューで、50歳まで現役を続けて、引退後どうするか、という話の際、冗談めかして「旅人」と答えていました。

一方で先日の会見では、「野球の研究者でありたい」と言っています。

でも、これはあくまで「選手」の話なのでしょう。会見では、次のように語っています。

僕は野球の、何て言ったら…研究者でいたいというか。自分が今44歳でアスリートとして、この先どうなっていくのかというのを見てみたい。

出典 : 「野球の研究者でいたい」/イチロー一問一答

44歳のアスリートとして、というこの言葉には、選手としてどのようになっていくのか、いつまで通用するのかを自分自身を実験台にして見てみたい、という話で、監督として野球そのものを研究したい、というのとは違うと思います。

そう考えると、やはりイチローにとっては「選手」が野球の全てだったと考えて、引退後は新しい何かを始めることになるかもしれません。

旅人でも全然いいですね。

イチローが旅人として渡って感じたことを語ったインタビュー集も読んでみたいなと思います。

以上、中田英寿とイチローの共通点から考える引退後のイチローでした。